ズボラのままに

インテリア好きな育児中ズボラ主婦

自称オタク、趣味は「子供」

こんにちは。になこです。

 

かつて私がフルタイム勤務をしていた頃、「趣味はなんですか?」と質問すると「うーん……強いて言うなら"子供"かなぁ?」と答えた子持ちの主婦の方がいました。

今回はその「趣味は子供」の意味を少しずつ理解しはじめた話です。

 

当時の私は「趣味が子供?……家族との時間って意味かな?」と認識しました。

その認識も間違ってはいないと思いますが、実際に乳幼児を育児していると少しずつその意味が分かってきた気がします。

私はアニメや漫画、ゲームが好きです。

しかし、隙間時間で最も時間を費やしているのは主にSNSやWeb検索。

その内訳は「子供のおもちゃ」「子供の遊び場」「幼稚園(保育園)」「育児グッズ」「子供への声かけ」「子供のおやつ(食事)」「育児ブログ」など子供関連が大部分を占めています。

私はアニメ、漫画、ゲームが好きですが、近頃は家事育児の合間にしているのは子供関連の調べごとばかりです。

趣味に時間を費やせず悲しいかと聞かれればそんな事ありません。

絵本やおもちゃ、子供服など調べていて心躍る感覚もあります。

子供に関することは調べていてとても楽しいのです。

 

最近、昔同じ趣味で盛り上がった旧友と話す機会があり、話していて気付いた事があります。

私はかつてほど趣味に熱量を注いでいない

趣味に熱量を注いでいないから熱く語れない事に気付きました。

アニメや漫画、ゲームが好きなのは変わっていないと思いますが、今は極端にのめり込まずに軽く触る程度です。

気がつけばライトオタクと呼ばれるものに私はなっていました。

アニメグッズの収集はしなくなり、ファンアートを自ら生産することも探して見ることもなくなり、ゲームを何度も周回することもなくなりました。

読んでいる漫画の新巻は出たことに気付いた時に読み、ゲームはプレイ拘束時間が短いものをするかゲーム実況を見るだけになり、アニメは1クールに1作品見るかどうかで配信がなければ視聴候補にもあがりません。

昔は欠かさなかった最新アニメのチェックも思い出さなければせず、忘れていても「まあ、いっか」と思うだけです。

 

今1番熱く語れるものは何かと問われれば、それは子供の話と最近勉強しているインテリアの話です。

ほんの数年前まで好きなアニメ、漫画、ゲームを語ると飽きずに何時間でも話せるほどでしたが、現在は軽く触る程度の趣味となってしまいました。

独身時代に職場の主婦の方達が子供の話で盛り上がっている所を見かけた事がありますが、私も実際に子供を育てはじめ、その主婦の方達と同じ側になったようです。

私は妊娠前から特別子供が好きだったわけではありません。

しかし、自分の子供ができると子供の発達や習い事、将来への関心が高まり、困り事も含めて他者と話すの楽しいと感じるようになりました。

子供の事を調べすぎると不安にもなりますが、それだけ関心を持っている証でもあります。

子供は可愛いですが、大変な事もイライラする事もたくさんあります。

可愛い事も大変な事も全て込みで最も関心を持っている対象となりました。

 

趣味は子供。

なんとなくその意味が分かってきた気がします。

私の嬉しい事、困り事、心配事は子供が中心になりました。

今1番熱く語れる話題です。

 

おわり。